ITR AAVをウイルスベクターとして利用するために必要な配列である. ITR; Inverted Terminal Repeat; 末端逆位反復配列、AAVゲノムは4.7kbの一本鎖DNAであり、両末端に1つずつの145塩基のITRを持つ。ITRはT型のヘアピン構造のワトソン・クリック塩基対を形成し、複製やパッケージングに必要なシスエレメントを含む。 AAVのセロタイプの違いや現在の臨床治験、治療応用について解説しますアデノ随伴ウイルス(AAV)とは – コスモバイオ – https://www.cosmobio.co.jp/support/technology/a/adeno-associated-virus-aav-apb.asp ワトソン・クリックモデル DNAの構造は、2本の「リン酸」-「糖鎖」が構成する二重螺旋(ダブルへリ・・・
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