ID30915 各種タイプ 最先端の技術で作成されたワクチンは、mRNAタイプ、ウイルスベクタータイプ、です。従来の遺伝子組換え技術で作られたワクチンは、組換え抗原タンパク質ワクチンです。 今回のCOVID-19のパンデミックでは、図らずも、新技術であり新モダリティであるmRNAワクチンの有用性・有効性が示されることになりました。 因みに、ウイルスベクタータイプでは、病原性がないウイルスの殻を利用してその中にウイルスではない遺伝子、すなわちワクチンとなる抗原遺伝子を封入している構造となっています。 実は、このウイルスの殻自体が抗原性を示すため、一般的には、この使用しているウイルスの殻に対する抗体も作られます。これは、ワクチンには関係のない抗体も作られてしまうという懸念です。 このウイルスベクター技術は、遺伝子治療に応用されていますが、遺伝子治療の場合は、人生・・・
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